Chao Xìn
今日もちょっと太ってるKhoaiTâyです・ω・
ベトナムの革命家といえば
Hồ Chí Minh(ホー・チ・ミン)先生
が真っ先に思い浮かびますね。
第二次世界大戦後、ベトナム独立宣言をし、その後のインドシナ戦争ではフランスに勝利し、ベトナム戦争では北ベトナムを率いてアメリカ(南ベトナム)と戦い、勝利に導きましたが残念ながら終戦前にこの世を去りました。
今でもベトナム国民からはBác Hồ(ホーおじさん)と呼ばれ愛され尊敬されています。
しかし、ホー・チ・ミン先生より前にベトナムを独立させようとし、日本と関わりを持った革命家がいます。
Phan Bội Châu(ファン・ボイ・チャウ)先生
フランスからの独立を目指し、日本からの支援を求め日本に密入国しました。
辿り着いた地の医者である浅羽佐喜太郎先生と出会い、資金援助や人脈…いろいろと助けてもらいます。
ベトナム語の翻訳機や通訳者などいるわけもなく、コミュニケーションは当時ベトナムでも使っていた漢字による筆談でした。
犬養毅と大隈重信と面会したファン・ボイ・チャウは武力援助を求めたが、日本政府はベトナムのために武力援助を行うことはなく、『武力による革命の前に人材の育成が重要である』と説かれ、その後、日本に留学生を送り、人材育成に努めます。
東遊(ドンズー)運動
4年間で100人以上の留学生を送り込みました。
しかし、フランス政府の強行により日本政府はやむを得ず、ベトナム人留学生の国外退去命令を下しました。
その後、ファン・ボイ・チャウはフランスに捕まり、ベトナムの独立を見ることなくこの世を去りました。
The Partner
日越国交40周年記念に共同制作されたファン・ボイ・チャウと浅羽佐喜太郎のドラマです。
ベトナムに来る前に放送され、見ましたが、改めて見ると来る前とは違った気持ちで見れました。
ファン・ボイ・チャウの国を変えようとする誠心と行動力は尊敬以外ありません。
浅羽佐喜太郎の何かのために行動を起こす人への優しさと人情は尊敬以外ありません。
2人の間には国境を超えた友情や絆がありました。
今、僕は。。
ベトナムにいます。ベトナムの人と仕事をしています。
人に国は関係ないと思っています。人は人です。僕はもうベトナム人をベトナム人と思っていません。そんな感覚です。経済的差はあれどベトナムの人を下に見たことはありません。
ベトナムで革命を起こそうなんて力量は僕にはありませんが、ベトナムスタッフの成長をサポートし、ベトナム人材育成をすることはできます。それが結果、ベトナムに革命が起こる微力になれば幸せです。
僕は平和主義です。争いごとは嫌いです。戦争は二度と起こって欲しくありません。キレイ事かもしれませんが、人と人がしっかり向き合って、お互いを理解しようとして、一緒に頑張っていけば、お互い何かが変わり、良い方向に向かうと思っています。僕はいつもスタッフに助けられています。僕もスタッフを助けます。ベトナムに来てから性格がプラス思考に変わってきたと思います。
ベトナムの歴史がなければ僕はベトナムにいません。そして、いろいろな人と出会うこともなかったでしょう。ベトナムに送り出してくれた会社、いつも頑張ってるスタッフ、仲良くしてくれる友達には感謝×10000です。
ハノイにはPHAN BỘI CHÂUという通りがあります。
ベトナムでは通り名に歴史的人物の名前をつけます。僕のゴールはハノイの通りにKhoaiTâyという名前を残すことです。
、、、あ
ただのジャガイモって意味のベトナム語だし、僕の名前だってわからないし。。w
そして、革命なんて起こせないし・ω・